2016年4月21日木曜日

[ラストまであと3回] コロシアムと「FANKS the LIVE 2」を暴け!☆ 天の巻

ミツカワです。

本来ならこのエントリー、今週の土曜日にupする予定でした。
ただ、今朝起きて「重箱」を覗いたら、なんだか突然アクセス数が急上昇していて
「ん、なんだ? なにがあったんだ???」
と思ったんですが、カレンダーを見て納得。
デビュー記念日だったんですね。

とはいっても僕が TM NETWORK にハマったのは1984年の秋、
ラジオから流れてきた「金曜日のライオン」だったので、
4月21日自体には、あまり感慨はないのです。


とはいえこのアクセス数の急変には、期待とプレッシャーを感じざるをえません。
ということで 本日の予定を全てキャンセル(完全実話)して、
今日中のupを目指し、校正作業にかかることにします。


さあ、4月21日中にアップできるのか?!








—————————————








♫ グラサン、入店お断り。


今回から2回に分けて、いよいよ LIVE CD「TMN COLOSSEUM」の音源分析に入るのだが、
その前に参考資料の DVD「FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」について、
ひとつ書きとめておく。



これに気付いたときは、驚くというより半ば呆れてしまったのだが、
このDVD、木根尚登の声がほとんど消されている。


さすがにコーラスがないと成立しない「Time Passed Me By」では消されていないが、
それ以外の曲は全て、

・「Be Together」のAメロ
・「Kiss You」のBメロ
・「Resistance」のサビ
・「Human System」のサビ

などなど、口をパクパクさせているだけで音声が入っていない。















































         上・ 「Be Together」 /  下・「Human System」





ちなみに「Human System」の大サビ
♫〜 She is here and he is there in the human system にて、
ようやくその声が聴こえるが、これはライヴの生声ではなく
レコードからサンプリングされたコーラスが、打ち込みで鳴っているだけである。


人間の耳は曖昧なもので、目の前で一生懸命口をパクパクさせている映像が映ると、
なんとなく 声が聞こえてきてしまうから恐ろしい。
こういうことがあるので通常、音に関する検証は映像を切って行っている。





以前こちらで、1988年秋にテレビ番組「eZ」で流れた「Kiss You」では
映像は最後の2秒以外はこのDVDと同じだが、音声のミックスはまったく異なると書いた。

今回それを思い出して確認してみたら、案の定「eZ」版ではカットされていない
Bメロ(♫〜 地球を駆け巡る冷たいニュース 〜)などで、
上をハモっている木根尚登の声がはっきり聴こえる。

なので、もともと声が収録されていないわけでは無い。
映像商品化される際に、意図を持って削除された ということになる。




はっきり言って、TMのライヴにおける木根尚登の存在意義の第一はコーラスなので、
こうなってしまうと本格的に “この人なんのためにいるの?” 状態である。
いったい制作陣の意図はどこにあるのか?知りたいところだ。




だが、この点については DVDに限った話ではなかった。
この後、曲毎に見ていく。








—————————————








では、駆け足になってしまうが1曲ずつ見ていこう。

なお曲順は当エントリーの流れに沿ったものであり、実際のライブの曲順、
あるいは CD「TMN COLOSSEUM」での収録順とは異なることをご了承いただきたい。


また特に注釈がない場合、これ以降は

・当エントリーの主題である、1988年春に行われたアリーナツアー
 「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」のことを『KDD』
・その模様を収録したDVD
 「FANKS the LIVE 2 KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」のことを『DVD』

と表記する。




また、ここでは CD「TMN COLOSSEUM」に収録された全23曲中、
KDDでの演奏楽曲・全6曲を、2つのグループに分ける。

このグループ分けの意味は、お読みいただければ分かる。


A群
・Resistance
・Self Control
・Telephone Line

B群
・Fool On The Planet
・Beyond The Time
・Be Together

B群については次回、採り上げる。








—————————————








♫「Resistance」


前回『コロシアム攻略のための簡単で確実な “別ルート” に気付いてしまった』と書いたが、
その 別ルートの入り口 がこの曲である。




一応、まずは DVD と CD「TMN COLOSSEUM」それぞれの「Resistance」を並べて、
正攻法の聴き比べをしてみた。

これに関しては以降の曲も同様であるが、基本的に演奏フレーズだけでなく、
たとえ譜面上、同じように演奏しても
再現不能な(再現する意味もない)箇所を集中してチェックした。

例えばドラムであれば、ハイハットをオープンにしたまま叩き続けた時の音のうねり方。
ギターであればフィードバックのかかるタイミングやその長さ・音の消え方などである。

結果、MIX は異なるものの、ボーカル・ドラム・ベース・ギター・シンセなど、
演奏はすべてDVDと同じ = 3月16日のテイクである。
(3月16日と判断した理由は後で述べる)




ただし実際のライヴの演奏そのままというわけではない。
CD / DVD とも同じ箇所に手が入れられている




TM NETWORK の特徴のひとつは、派手なライブアレンジであるが、
数々の名アレンジに混ざって、
正直なところ "頭を抱えるようなもの" も存在した。




その内の1つが、この「Kiss Japan Tour」
〜「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」の時期に演奏された「Resistance」である。

といっても DVD や CD「TMN COLOSSEUM」では分からないだろう。
両者とも、その “問題箇所” がすっぱりカットされているからだ。




しかし当時、ライヴ会場でこの曲を生体験された方は憶えているはずだ。
サビの ♫〜 レジスターンス と言う部分に、サンプラーでいじくりまわした、
まるで地獄の底から聞こえてくるような
超低音の ♫〜 レジスターンス というボイスが重なっていたことを。

曲調と関係なく、というよりむしろ曲をぶち壊すような、
夢に魘される様な恐ろしい声 だ。
ミツカワはこれのおかげで、
ライヴの「Resistance」が、気持ち悪くて仕方がなくなってしまった。(注)



これがCDとDVDは別MIXにもかかわらず、両者ともバッサリとカットしているということは、やはりスタッフから見ても、常識的に考えれば “ナシ” だったのだろう。

おかげで今ではミツカワも、このライヴバージョンを心穏やかに聴くことができる。




(注)しかしある時、気付いたのだ。
   『これ、ライヴアレンジじゃない!CDの「Resistance」にもあの声が入っている!?』

   ただしレコードでは、入れた意味がない程ほとんど聴こえない。
   問題の声を知っていて、アルバムにも入っているはずと集中して聴いたところで
   初めて聴こえてくるレベルだ。
   あえて言うなら、1番最後のサビが割と聴きとりやすい。








—————————————








さて、ここからいよいよ 本題の “別ルート” に入る。


このライヴ版「Resistance」の重要なところは演奏ではない。
結果的にかなりのロングパスになってしまったが、
実は前企画のネガティブエントリー3回目において、今回の為の前フリをしておいた。
それがDVDにおける “Resistance の音割れ” である。

詳しくはこちらの『♫ 八千草薫よ永遠に…。』部分をお読みいただきたい。
(ギターソロ13小節目で左側にノイズが入り、20小節目の辺りでまた小さいノイズが入る)




これを踏まえたうえで、「TMN COLOSSEUM」版の「Resistance」を聴いてほしい。
トリートメントされてDVDの音声ほどは目立たないが、
しかしやはり同じタイミング(長さも含め)で同じ種類の音割れノイズが確認できる



これが何よりも雄弁にCDとDVDが、同じテイクであることを物語っている。



さらに興味深いのは、両者のノイズがのるタイミングは同じだが、パンニングが
・DVD「FANKS the LIVE 2」→ 左側
・CD「TMN COLOSSEUM」→ 右側
と、異なっていることだ。

つまりこのノイズは、2MIXのマスターテープに起因するものではなく、
MIX前のマルチトラックテープの段階(おそらくライブ収録当日の時点)で、
既に音割れしていた ことになる。



そしてDVD (左側)・ CD「TMN COLOSSEUM」(右側)
それぞれのノイズと同じ空間に位置しているものといえば…
小室哲哉の手弾きによるシンセである。


つまりこの音割れは、小室哲哉の手弾きシンセで起こっているわけだ。








—————————————








ここで一旦コロシアムを離れ、
参考資料として CD「TMN GROOVE GEAR」を聴いてみよう。

ここに収録されているKDD関連の4曲は、
すべて 1988年3月16日とクレジットされている。




→ 今更ですが、当検証は全て『このクレジットが正しい』ということが前提になっています。




またその製作期間、およびコンセプトから「TMN GROOVE GEAR」では、
「TMN COLOSSEUM」のような手の込んだ編集はされていない。

その上で各曲を注意深く聴くと気付くだろう。
DVD および「TMN COLOSSEUM」の「Resistance」と
同じ類いの音割れが聴きとれる ことを。


・「Self Control」→ 4:26(右側) 0:38もか?
・「Don't Let Me Cry」→ 0:42〜50 2:12〜22(右側)
            その他、曲中・エンディングなど断続的に起こっている。





ここからもDVDの音声部分、および CD「TMN COLOSSEUM」の音声が、
3月16日収録のテイクを元に製作されたことが分かる。

もっとも 音声収録班が毎回やらかしていた のなら話は別だが、
たとえそうだとしても「Resistance」と、この後触れる
「Self Control」「All-Right All-Night」の3曲は、それぞれ肝心の演奏自体が同じなわけで、
歌を含む演奏+このノイズが完全に一致することを考えると、
それぞれ1988年3月16日・代々木体育館3日目のテイクが元となっているのは間違いない。



だったら何故、DVDのパッケージには『3月15日』とクレジットされているのか
謎すぎるが、
ひょっとすると映像は15日が主となっているのだろうか?

これについては、次回に。








—————————————








♫「Self Control」


さて「TMN GROOVE GEAR」版の「SELF CONTROL [LIVE VERSION]」と、
CD「TMN COLOSSEUM」の「Self Control」は同テイクを素材として製作されている


ここで両者の「Self Control」を比べてみよう。
CD「TMN COLOSSEUM」ではイントロの頭4小節がカットされているが、
その後の演奏および歌唱は CD「TMN GROOVE GEAR」と全く同じである。

例えばボーカルでいうと、2番のAメロ ♫〜 君のドアを叩くよ 〜で、
ピッチが不安定になるところなど、両者が一致するのが判るだろう。





ただし「TMN GROOVE GEAR」版と「TMN COLOSSEUM」版では、
尺以外に 大きく異なる点がある。




なんと「TMN COLOSSEUM」版では(またしても)
木根尚登の声がバッサリと消されているのだ!!

本来であればこの曲、彼は冒頭からずっと宇都宮隆とユニゾンで歌い続けているのだが、
「TMN COLOSSEUM」版では宇都宮隆が一人で歌っていることになっている。

しかし「TMN GROOVE GEAR」版を聴けば、ちゃんと木根尚登の声も収録されているのだ。
つまりこれも、意図を持ってカットされたことになる。






一方、例のノイズについてだが、この曲でも
「TMN GROOVE GEAR」の「Self Control」と同じ位置に、
同じ類いの音割れノイズがのっている。
(こちらはむしろ「TMN COLOSSEUM」版の方が目立つ)

つまり「TMN GROOVE GEAR」のクレジットに倣うなら、
「TMN COLOSSEUM」の「Self Control」も、
1988年3月16日・代々木体育館3日目の演奏ということだ。


既に「TMN COLOSSEUM」に収録されていたのにもかかわらず、
なぜ「TMN GROOVE GEAR」にも同じ音源を入れたのか謎だが、
結果的に同じ素材を使っても MIX でこれだけ雰囲気が変わるということが、
よく分かる例になっている。(特にドラムの音色は全く別物に聴こえる)



なお「TMN COLOSSEUM」とは関係ないが
「TMN GROOVE GEAR」収録の「All-Right All-Night」に関しては、
以前、検証したようにビデオ「FANKS the LIVE 4」に収録のものと同一のテイクである。








—————————————








♫「Telephone Line」DVD「FANKS the LIVE 2」版


一曲くらい、サラリと終わらせよう。
この曲については特に語ることはない。
歌・楽器類、共にDVDと同テイク = 3月16日の演奏だ。


…すまん。
ミツカワは生まれてこのかた “バラード” というものに興味がないのだ。
(理由は単純 → チャカポコしていないから!)
これでも一応、必死に聴き比べたんだからね!!





というわけで、さすがにこれだけではサービスが悪いので お土産情報。

この曲の頭に入っている、アナログ・デジタル問わず電話の着信ベルは、
アリーナツアー(KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX)になってから付け加えられたもの。
ホールツアー(Kiss Japan Tour)の時はアルバムで聴けるとおり、
トゥルルルル という音だけであった。

ここからも、この演奏がアリーナツアーのテイクであることが分かる。







        はい、おしまい!







…と、次の曲に行こうとした瞬間、気付いてしまった。
DVD と「TMN COLOSSEUM」とで違うパートがある?!

打ち込みで鳴っている…といってもシーケンサーではなく、
リズムマシンで鳴らしているパーカッション。
シェイカーとタンバリンのリズムパターンが違う のだ!!




とはいえ、主たる演奏自体は先程書いたように DVD と同じ = 3月16日のものだ。
間違いない。
つまりこのパーカッションは CD「TMN COLOSSEUM」制作時に差し替えられたものだ。








—————————————








「TMN COLOSSEUM」版の話をする前に、まずDVD版を見てみよう。
こちらで聴けるリズムパターン(譜面参照)が、本来のライヴで流れていたものだ。





















だが注意して聴くと、変なことに気付く。
“2番に入ってから2小節目の3拍目の裏” という、
中途半端な所からスタート しているのだ。

これは一体どうしたことだろう?…と考えた途端、
あることを思い出して、思わず
『あああっ!!』と声を上げてしまった。






先に書いたように、この検証は映像を視ずに音声だけを繰り返し聴いている。
さらに言えばビデオ発売当時、購入した日にカセットへ音声部分を録音し、
その後はそれだけで楽しんでいたので、
実のところ映像自体は、この検証始めるまで数えるほどしか視ていない

特に自分はバラードに興味が無いので、
この曲に関しては音すらもよく聴いていなかった。





しかしそれでも1989年、この曲の映像を初めて視た時に、
怪訝に感じたこと を強く憶えている。


『この人(小室哲哉) は、曲中に持ち場を離れて一体何をしているんだろう?』
『次曲の準備にしては、早すぎるよなぁ…』


慌ててDVDを引っ張り出し、映像を確認する。
やはりそうだ。
その怪訝に感じた部分こそ、まさに問題の箇所「Telephone Line」の2番冒頭だったのだ。






画像で確認しよう。


2番が始まった途端、小室哲哉が急にキーボードから離れ、
自分の後ろに並べられた機材ラックに向かっていく。






























そこで何か操作をしているのだが、肝心の部分は木根尚登の影に隠れ見えない。






























その後、再びキーボードの前に戻りストリングスの音色で演奏を再開する。






























この時、小室哲哉が操作した機材は何か?

真横から撮っているので前後の距離感が掴みづらく、
はっきりと “どのラックの、この機材” とは断定しづらいのだが、次の画像を見て欲しい。



























小室哲哉の背後に林立する機材ラックは全部で6つ。
そのラックから3つの機材がライブ中、常に引き出され操作できるようになっている。

その内、2つがシーケンサー。
そしてもう1つ、この画像では1番手前に映っているのがリズムマシンだ。




これを踏まえた上で、もう一度例のシーンを見直してみよう。
どうだろうか?
まさに 小室哲哉が操作していたのは
リズムマシンではないだろうか?




つまり小室哲哉はこの時、
本来なら2番が始まったところで発音しだすリズムマシンがシンクしていないことに気付き、
一旦持ち場を離れ、リズムマシンをマニュアルでスタートさせたのではないだろうか?

だからDVDで聴けるような中途半端な位置から
シェイカーとタンバリンが鳴り始めるのでは?と考えられる。



見方によってはこのDVD、ライヴにおける
プチ・トラブルの発生と解消までを、
つぶさにとらえたドキュメント映像
だったのである!!








—————————————








♫「Telephone Line」CD「TMN COLOSSEUM」版


ここでようやく CD「TMN COLOSSEUM」版の「Telephone Line」に話を移す。
次の譜面が、新しく差し替えたパーカッションのリズムパターンだ。
このMIXでは左側に位置している。





















ただなんとも奇妙なことに、わざわざ差し替えたわりには、
やはり中途半端な場所(DVDと同じ箇所)からスタートしている。

これを聴く限り、新しく打ち込み直したのではなく、
元から鳴っていたリズムパターンのお尻だけを切り取ったのではないだろうか?(譜面参照)





















なんでわざわざフレーズを変えたのか謎すぎるが、穿った見方をすれば、
新しいパターンは1小節ベタで鳴ってない分、
途中からスルっと入ってきても目立たないといえば目立たない。

遅刻して授業中に、
こっそり教室に入ってくる奴みたいだが…。





ただし、この「TMN COLOSSEUM」版の頭の痛いところは、
元々鳴っていた(DVDで聴ける)シェイカーとタンバリンが完全に消えておらず、
バンド演奏がブレイクした瞬間やエンディングなどで静かになると、
結構、大きな音で聴こえてしまっている ということだ。



・新しく加わえたリズムパターン → 左側
・元々のリズムパターン → センター



MIX をやり直したはずなのに、なんでこんなことになっているのか?
どこかのマイクにカブり込んでしまい、完全に消すに消せなかったんだろうか?

そのため演奏が完全にブレイクする 4:21 〜 4:25 などは
両方の音が混ざり合って聴こえ、
気持ち悪い音像になってしまっている。

全くもって 意味が分からない修正 である。





ただしDVDで聴ける本来のライヴ音声では、
小室哲哉のオルガン音色ソロが終わった後、
同期しているリズムマシンがループ垂れ流しで発音しているため、
シーケンサーのテンポが刻々と変わっていくのに完全同期して、
同じリズムパターンが じわーっとテンポが変わっていく、
という妙なことになっているが、
(人間のパーカッショニストなら、こんな編曲・演奏はしないはず)
修正された「TMN COLOSSEUM」版では、この部分からパーカッションが消えている。

少なくともミツカワにとって差し替えた意味が唯一、理解できるのはここだけである。
しかしそれなのに、上で指摘したように
元の音声がうっすら聴こえてしまっているのだが…。





ただ、この修正方法を見る限り「TMN COLOSSEUM」の制作作業というのは、
基本的にあり物の素材を寄せ集め、切り張りしているだけであり、
メンバーが参加していない以上、新しくスタジオで加えられた演奏は無いとみえる。

つまり「TMN COLOSSEUM」の中に聴き慣れない(既発商品には含まれない)パーツ、
ギターソロやシンセブラスなどが存在すれば、
それは 別のライブ・テイクの収録音源が存在している ということになる。








—————————————








というわけで、今回見てきた『A群・3曲』は手は加えられているものの、
基本的に1988年3月16日の演奏を加工したものであった。

しかし次回、採り上げる
『B群・3曲』は、どうもこの枠に収まらないようだ。




というわけで、
この『KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX 地獄』は次回ついにファイナル!!
どうにも時間が作れず、ノロノロ運転が続きますが、次回も気長にお待ち下さい。

んじゃ、また。







まだ具体的な発表ができる段階ではなく、もどかしいのですが、
ミツカワは現在、自身の音楽活動において、
人生に何度も訪れないような、大きな転機を迎えています。

そのため、どうしようもなく時間が足りず、皆様のコメントに対する返信ができません。

どう書いても言い訳になってしまい、誠に心苦しく感じてはいますが、
返信に費やす時間を、少しでも本文の内容をブラッシュアップさせることによって
『お返し』とさせていただければと思っています。

残り2回も全力投球いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

                        2016年4月21日