2014年1月19日日曜日

動画検証 / 2つのメディア・境界線を見極めろ!!

皆様、あけましておめでとうございます。
本年も『重箱Blog』をよろしくお願いいたします。






昨年1月に最初のエントリーをUpして以来、
本エントリーで無事1周年を迎えることができました。

それを記念し、今回は1周年特別企画
『ポコ太 meets TM NETWORK』
をお送りいたし…



   ん?



         アレ?!





                     『ポコ太 meets TM…





     『ポコ太 m…





       アレ~ アレ  アレ








このまま地球の反対側まで落ちていくんじゃないかしら。ポコ太は不安になってきました。
             ~ 不思議の国のアリスより ~








…はっ!ココはいったい?! 









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さて、気を取り直して。

1年の計は元旦にあり。
皆さんはどのような元旦を過ごされましたでしょうか?



ポコ太の元旦は
「FANKS the LIVE 3」の動画検証をしていました。




        ・・・




いや、だから…

「FANKS the LIVE 3」の動画検証をしていました。








あーそうだよ!まただよ!またですよ!!
というわけで年の初めから、え~い、もうやけくそだ!!



今回のテーマは
[「FANKS the LIVE 3」
  DVD版とレーザーディスク版の違い ]


一応、関連リンク貼っておくけどさぁ、
もはや関連リンクの数が、TMのベスト盤並みになってるよ…。







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事の始まりは昨年末、12月30日にさかのぼる。

この日、相互リンクさせていただいている Blog
『 20 Years After -TMN通史- 』の忘年会にお邪魔させていただいた(※)ポコ太。



初対面の『TMN通史』管理人さんが満面の笑みで
「これをお渡ししようと思っていたんですよ。」
と、なにやらDVDを差し出された

「 FANKS the LIVE 3のレーザーディスク版です。
 ご覧になったことないとおっしゃってたから、DVDに焼いてきました。」


思わずポコ太も両手を差し出しながら

「わ~、それって "編集が違う” って奴ですよね。観たかったんですよ~」





             その時である。





ポコ太は気づいた。気づいてしまった
公衆の面前で "ソレ" を受け取るという事は、つまり「DVD版との比較検証をやる」

いや、もう
「やらせてください」
 と言っているようなもの だ…と。







思わず固まってしまったポコ太。
相変わらず満面の笑みの管理人さん。


善意である。好意である。受け取らないわけにはいかない。
『「CAMP FANKS!! ’89」関連エントリーもいよいよFINAL!!』などと
威勢のよいのことを書いてしまっている。



受け取ってしまったら、また、また、 また、『CAMP FANKS 地獄 …』




受け取るべきか、受け取らざるべきか、延々と迷い続けながら、
その手にしっかりとDVDを握り締め、
帰りの終電車に乗っていたポコ太であった。


(※)ご出席の皆様、うるさい声で本当に邪魔をしてすみませんでした。
   また御会いできるのを、楽しみにしております。







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というわけで(← 開き直った)


「FANKS the LIVE 3 CAMP FANKS!! '89」は
レーザーディスク版(以下、LD版)とDVD版で一部編集が異なる

聡明なFanksの皆様におかれましては、先刻ご承知の事だと思います。
(なおビデオ版とDVD版の編集は同一。ここでは『DVD版』との表記に統一する)





   では具体的に『どこ』が違うのか?




            え?、わからない?!




  そんな答えが許されたのは2013年までです。






では、お待たせしました。
どうぞ御覧ください!


『 20 Years After -TMN通史- 』&『TM NETWORKの重箱のスミ!』Presents

       「FANKS the LIVE 3」
       > DVD版 / LD版 徹底比較!<





なお編集箇所の検証は『TM NETWORKの重箱のスミ!』ポコ太に責があります。
「間違ってんぞてめえゴルァー!」などの御意見は
当ブログのコメント欄に、なるべくお母さんみたいな口調でお願いいたします。





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いかがだっただろうか?

見ていただいた通り、両者に根本的な違いというのは無い。
ほぼ全て採用カットの違いであり、切り替え箇所は同じである。


その上で検証を終えたポコ太が、まず感じた事は
LD版よりDVD版の編集の方が完成度が高いということだ。

それぞれ採用されたカットを見ると、DVD版の方が何を見せたいのか
(宇都宮隆のダンス、小室哲哉のシンセソロ、木根尚登のサングラス…など)
という『制作者の意図』が明確に伝わってくる。


例えば「Get Wild ’89」イントロにおける宇都宮隆のダンス。
LD版のヒキの画より、DVD版のアップの方が、
その迫力(と慌ただしさ)が一段と伝わってくるだろう。

また、LD版の一部カットは、漠然としていて
『作品としての焦点』がぼやけている様に見える。







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ではなぜ、DVD版とLD版
両者で違いが生まれたのだろう?


ここからはあくまでポコ太の妄想であるが、
DVD版(=ビデオ版)に比べ、当時ニューメディアだったLD版は
その生産工程(コンバート作業)において、
納品の期日が早かったからではないだろうか?
(といっても、せいぜい1日程度だろうが)


既に行われていた『過去のLIVE』を扱った作品「FANKS the LIVE 1・2」では
編集時間に余裕があったため、同じ内容で製造ラインに乗せることが出来たが、
リアルタイムの編集作業であった「FANKS the LIVE 3」は、
前回のエントリーで指摘したようにスケジュールに遅れをきたし、
『とりあえず』というところで LD版はタイムアウト。

その後、残りの1日なり半日なりを使って、気になっていたところの、
詰めの作業を行った『真の完成版』がDVD版なのではないか。



つまり DVD版が "バージョン1.0" とするなら
LD版は "バージョン0.9" という考え方だ。




フフフ…年が変わってもポコ太の妄想に衰えはない(キリッ)
この事態、皆さんはどうお考えになられるか、ぜひお聞かせ願いたい。







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『TMN通史』管理人様へ
この度は貴重な機会を与えてくださり、真にありがとうございました



              と、同時に



   「返してくれよ! 俺の元旦!!」







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というわけで、ポコ太には今だに2014年どころか
1990年すら訪れません!

「DRESSサイコ~!! え、TMN? 何それ?!」




さて次回は、延々「CAMP FANKS!! ’89」を見続けた男が感じた
雑感、及びポエム…もといコラム
『「Nervous」に見る「Carol tour」の魅力とMad小室』
をお送りする予定です。



あーそうだよ!また「CAMP FANKS!!」だよ!!





ところで、1周年特別企画
『ポコ太 meets TM NETWORK』は
はたして何時、エントリーされるのか…?
1周年って、一体いつまで1周年といえるのか…?


ここにまた1つ、メビウスの輪が生まれた。




んじゃ、また。